大腸がんを早期治療しよう【迅速対処でスピード回復】

先生

がんの再発阻止のために

病院

再発の3つのパターンとは

大腸がんに罹った場合は、手術によってがんを取り除くのが一般的な方法です。しかし手術をしても、小さながん細胞が体内に残っていることが多く、これが手術後にあちこちに転移して、新たながんとなることがあります。これを再発といい、再発には大きく分けて3つのパターンがあります。まず局所再発といわれるもので、手術した箇所の比較的近くに転移するものです。このため大腸がんの手術では、周囲を広く切除することが多いのですが、部位によってはそう行かないこともあります。次に遠隔転移といって、肝臓や肺などの離れた臓器に転移するものもあります。それから腸の外側を覆っている腹膜に、大腸がんの細胞が転移する腹膜播種があります。この場合はがん細胞の腹部への拡散を招きます。

効果的なのは化学療法

これらの転移した大腸がんを治療する場合は、やはり化学療法、いわゆる抗がん剤を用いた治療が行われます。特にステージが進んでいて、再発の可能性がかなり高い場合には、この療法が採られるようになります。化学療法は1種類の抗がん剤のみを使う治療方法と、複数の種類の抗がん剤を用いる治療方法があります。複数を用いる方法は副作用もありますが、効果もかなり期待できます。副作用としては吐き気や下痢、倦怠感、白血球の減少や脱毛などがあります。これらの副作用は、薬でのコントロールはある程度可能ですが、ひどい場合は化学療法を休んだり、他の薬を使ったりすることもあります。また最近では、ポートと呼ばれるタンクを皮下に埋め込むことにより、点滴による抗がん剤の注入が、家庭でも手軽にできるようになっています。